日時:2016年9月17日(土) 会場:群馬県立近代美術館
「美術と音楽」 3つのコンサート
第1回 「音楽が描く動きと情景」 コンサートレポート
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群馬県立近代美術館にて9月17日から開催されている企画展「美術と音楽―音楽をめざす美術のこころみ―」に合わせて、企画展初日にコンサートが開催されました。
美術と音楽は古代より姉妹芸術とも称され影響を与え合い成り立ってきたそうですが、この企画展では特に、19世紀後半の西洋美術において音楽の影響を受けた作品を中心に、美術と音楽の関係性とその歴史に焦点が当てられています。
第1回となった今回のコンサートでは高崎市出身・在住のピアニスト澤田まゆみさんが登場し、「音楽の中に表現された動きのある情景」をテーマに、お話しを交えながら演奏を披露してくださいました。展示を見にいらっしゃったお客様も演奏の前で足を止め、大勢のお客様に迎えられてのコンサートとなりました。
ピアノも企画展に合わせ、1911年にフランスで製造されたプレイエルが使用されました。このプレイエルのピアノは、ルノワールの「ピアノを弾く少女たち」に描かれているピアノとしても有名です。
このコンサートは企画展開催中に全3公演が予定されており、第2回は10月16日(日)、第3回は11月6日(日)、両日ともに13時から30分間を予定しています。ご興味のある方は是非足をお運びください。入場無料です。