コンサート・イベント情報

2016/2/14(日)群馬県立館林美術館 記念コンサート レポート

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日時:2016年2月14日(日) 会場:群馬県立館林美術館

群馬県立館林美術館 記念コンサート
エジプト美術展によせて ~愛を歌う~ レポート

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群馬県立近館林術館にて開催中の「古代エジプト美術の世界展」を記念して、勝又晃さん(テノール)、永井美加さん(ソプラノ)、近藤陽子さん(ピアノ)によるコンサートが開催されました。
愛がテーマとなった今回のコンサートでは、美術館の企画展に因んで古代エジプトを舞台にしたオペラ「アイーダ」のハイライトが披露されました。この日はバレンタインデーということもあり、日本やイタリアの愛の歌も披露されました。
また、ピアノも「アイーダ」の作曲(1870年)と同年代に製造された1874年ニューヨーク製のスタインウェイアップライトピアノ・ブードワールモデルが使用されました。このピアノは、2年前に世界遺産に登録された富岡製糸場の建設を指導したフランス人技術者のポール・ブリュナが、当時来日の際に持参し妻のエミリが弾いていたものと同モデルと言われており、「ブードワール」とは「淑女の寝室用の」といったような意味だそうです。コンサートでは、エミリの父親ルイ・ルフェビュール=ベリー作曲のワルツも演奏されました。
200名を超える来場者の鳴りやまぬ拍手に応えてのダブルアンコールでコンサートは幕を閉じました。