日時:2014年8月10日(日)
会場:前橋テルサホール
被災ピアノ復活チャリティーコンサート “奇跡のピアノと若き才能との出会い”
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まえばし音楽ウィーク実行委員会の主催・前橋市の後援により、前橋テルサホールにて、“奇跡のピアノと若き才能との出会い”が開催されました。
2011年3月11日の東日本大震災により岩手県宮古市で津波により被災した、1939年製のベーゼンドルファー・モデル152グランドピアノが使用され、海外・国内のコンクールで入賞を重ね、活躍する未来を担う若いピアニストたちが出演し、文字通り”音の饗宴”となり、しばしの夢のひと時となりました。
お客様も350名に達するほどにご来場いただき、数々のご協力、誠にありがとうございました。
若いピアニストたちが奏でる「奇跡のピアノ」の音色は、実にすばらしく、奥行152cmしかない、この小さなグランドピアノにどれほどの大きなポテンンシャルが詰まっているか、正に名器の底力を見せつけてられているかのようでした。
今回、福田優花さん、黒岩露敏さん、中矢里咲さん、塩崎基央さん、小暮里緒さん、児島響さん、高木直樹さん(演奏順)の7名のピアニストたちが、国内から世界にかけてこの前橋テルサに集まり、素晴らしい演奏を披露したという新たな奇跡を、このピアノはまた引き起こしてくれたのだ、と実感しました!
また、このコンサートには、ピアニストで華道家の笠原智廣さんがステージ上にて生け花で参加され、秋田杉(津波で被災した東北へ)とひまわり(若い才能)をモチーフとした思いを込めた作品を披露していただきました。