日時：２０１４年７月１３日（日）
会場：前橋テルサロビー
東日本大震災／被災ピアノ復活！前橋テルサロビーコンサート【2日目】
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7/13(日)12:30～13:30、前橋テルサロビーにおいて、弊社で修復した、2011年3月11日の東日本大震災で岩手県宮古市の津波に被災した、１９３９年製のウィーンの名器ベーゼンドルファーピアノによるロビーコンサート第2日目が開催されました。
演奏は、ピアニストの磯辺裕子さん。
前橋七夕祭りに因んで、童謡「たなばたさま」のジャズ風のアレンジから始まり、ドビュッシー、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルトが演奏され、ウィーン生まれの名器にふさわしい大作曲家の名作が並びました。
また、ベーゼンドルファーの澄み切った音色がロビーの吹抜けの音響がまるでヨーロッパの大聖堂を思わせ、実に心地よく美しい響きに、当日集まった大勢のお客様を魅了しました。
なお、昨日に引続き、会場には被災から復活までの流れを示した5枚のパネルが展示され、皆さん熱心にご覧になっていました。
このピアノは、修復から３年が経ち、再び弊社にて完全なメンテナンスを行い、これを盛岡市に返す前に、皆さんにこの奇跡のピアノの音色を聴いて頂きたいと企画されたものです。
前橋テルサ１Ｆロビーでは、7/31（木）までこのピアノを展示予定で、お昼の時間帯には、ご希望の方に試弾も可能ですので、ぜひ足をお運びください。
このピアノを使用した今後のコンサート予定ですが、8/2（土）高崎市総合福祉センターたまごホールで、甲賀英明さんと澤田まゆみさんの二人のピアニストによるコンサートを予定しております。
因みに、このお二人は2011年の最初の修復時に、同じくたまごホールで開催され、感動に包まれたコンサートの再現となります。
そして、8/10（日）は、再び前橋テルサにて今度は２Ｆホールでのチャリティーコンサートが開催予定で、未来のピアニストに弾いていただきたく、コンクールで入賞歴を持つ「ピアニストの卵」の皆さんが演奏します。ぜひ、ご期待ください！！